2026年5月、東京都内で開催したプレス発表イベント「Anker Power Conference 2026」。国内での累計販売台数の1億台突破や新製品「Soundcore Liberty 5 Pro Max」などの発表で大きな話題となったこのイベントには、メディアの皆様や関係者を含む数百名の方々にご来場いただきました。当日のプレゼンテーションや最新製品の体験ができるTouch & Tryの裏側には、部署の垣根を超えて集まった100名以上の社員が、3ヶ月間限界まで頭をひねりながら作り上げた物語があります。Anker Japanの社員が一枚岩となって作ったイベントの舞台裏をご紹介します。※当日のイベントレポートはこちらの記事をご覧ください。キックオフは3ヶ月前。未来を共有するプロジェクトの始動プロジェクトが動き出したのは、本番の約3ヶ月前の2月。マーケティング本部のコーポレートコミュニケーションチームがプロジェクトオーナーとなり、各製品カテゴリのブランドマネージャーとデザイナーチームが中心となってプロジェクトのキックオフが行われました。このイベントは、キックオフメンバーに加えて各製品チームの所属メンバーと、横軸組織としてSNS & Influencerの戦略をプランニングするブランドコミュニケーションチーム、事業開発チームなど、部署横断で100名以上のメンバーで進行します。創業6年目に、当時のオフィスの一角で始まった「Anker Power Conference」は、今では大きな会場で数百名の方々をお迎えするまでに成長しました。「Anker Power Conference」は、Anker Japanの最新の製品や会社の取り組みを発表するだけでなく、日頃お世話になっている皆様へ感謝をお伝えし、私たちが目指す未来を共有するコミュニケーションの場です。だからこそ、来場する皆さまがワクワクするような未来に向けた新製品の魅力をどう伝えるか、各チームがそれぞれの視点からアイデアを持ち寄って準備をします。「どう見せるか」に限界までこだわる。体験型展示への挑戦今年の「Anker Power Conference」のTouch & Tryエリアで特に力を入れたのが、会場全体の世界観づくりです。これまでチャージング製品やオーディオ製品などの製品カテゴリごとにブランドが分かれていましたが、「Anker」へのブランド統合を今回のイベントで発表するからこそ、これまでのブランドカラーは押し出さずに全カテゴリで統一感のあるカラーリングと空間を演出しました。今回のイベントの主役プロダクトである「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の展示は、Touch & Tryエリアの入り口から真っ先に目に入る正面に配置しました。本製品は、Anker独自開発のAIチップ「Thus™」により、従来よりさらに高精度で多様なノイズを処理し、環境に左右されず、圧倒的な静けさを実現します。この特徴を伝えるため、あえてノイズのある環境を擬似的に再現できる専用什器を本社から取り寄せ、実際の使用イメージが湧くような製品体験を演出し、来場者の皆様に製品へのワクワク感をお届けしました。また、充電のリーディングブランドとして安心・安全を第一に考える姿勢も、展示を通じてお伝えしました。今回発表した最新のモバイルバッテリーには、最高水準の安全性を備えたバッテリーセルを採用しており、2tトラックが轢いても潰れない耐圧性、くぎ刺し試験にも通過できる強度と安全性を伝えるため、耐久性の実験動画を投影し、来場者に納得感をもっていただける展示を行いました。実は、製品の展示什器のデザインやパッケージ、パンフレット、プレゼンテーションスライド、公式サイトのランディングページまで、Anker Japanではすべて社内のデザイナーチームが手がけています。今回のような大規模イベントでは、外部の協力会社と連携しながらも、Anker Japanの基準で「どう見せるか」をデザインチームとブランドマネージャーがハンドリングします。社内にデザインのプロがいるから、すべての制作物は高いクオリティを保ちながらスピーディにブラッシュアップを重ねることができる、それがAnker Japanの強みです。製品は、言葉で伝えるだけでは足りないからこそ、見て、触れて、納得できる展示にこだわる。そんな社員の想いが、会場の隅々まで行き渡っていました。各チームが本気で向き合う。想いを込めた準備の日々市場投入担当とブランドマネージャーは日本の市場に新製品の特徴がどう響くのかを考え、セールスチームは各販路ごとに販売数の調整をし、各ブランドを支えるマーケティングチームはより多くのお客様の目に届くようプロモーションの打ち手を練る。各チームがハイスピードで動くからこそ、プロジェクトオーナーを中心とした密な情報連携が欠かせません。全体へのタイムリーな共有に加え、個別のフォローアップも実施し、イベント未経験の新しいメンバーには、過去資料や写真を展開して既存メンバーとの解像度のギャップを最小にするよう意識してプロジェクトを進行しました。また、会場の展示台の上で製品をどう見せるか市場投入担当とブランドマネージャーが考え備品等を手配するチームと連携するため、細かな小道具などの準備も抜け漏れがないよう徹底管理しました。小さな認識のズレが展示や発表内容の質に直結するため、全員が高い意識で各所との情報共有に臨み、3ヶ月間という限られた時間のなかで、当日を迎えるまでは、全員が気を抜く余裕もありません。本番前日。最後までやりきった舞台裏本番前日の会場搬入・施工作業では、これまで描いてきたイメージが、リアルな場で形作られていきます。発表直前まで、新製品のスペックや訴求ポイントは細かくアップデートされるため、展示の説明パネルや什器の表示の修正や、各チームが連携して急な変更に対応する場面もある中、会場のレイアウトにも最後までこだわるなどマルチタスクをしながら準備を進めます。展示台を並べてみては「ここから見たときの製品の見え方がイマイチだ」と配置を変え、什器の高さをミリ単位で微調整し「来場者の目線で一番美しく見える形」を追求しました。製品の魅力を伝えるためには、妥協しない。一人ひとりが自分の領域のプロだからこそ、最後まで徹底的に考え、手を動かし続けます。全員が笑顔で本番を迎えられたのは、細部までやりきった実感があったからにほかなりません。「Anker Power Conference」は、私たちを応援してくれている全ての方々へ感謝と未来を共有する場であると同時に、社内にとっても大きな意味を持つイベントです。Anker Japanの社員が部署の垣根を越えて集まり、全員がベストを尽くし、一つのものを作りあげる。そのプロセスは、社員一人ひとりにとってかけがえのない学びと成長の機会になっています。そこで生まれる一体感こそが、Anker Japanのカルチャーを支えています。