2025年は半年間で9箇所の新規店舗を出店し、急成長中の「Anker Store」。そんなアンカー・ジャパンの直営店事業を牽引するのが、エンタープライズ本部 / ストア事業部のJ.Oです。出店計画から店舗運営、組織構築まで一貫して担うJ.Oに、ストアビジネスにかける想いと“挑戦”について聞きました。J.O 前職では宝飾・時計業界で店舗運営や開発、マーケティングを経験し、2023年アンカー・ジャパンに入社。当時約15店舗ほどだった店舗数を37店舗 (※) にまで拡大し、売上は約6倍に成長させるなど、直営店事業を大きく加速させる。店舗開発や運営だけでなく、組織体制の強化にも力を入れロイヤリティの高いチーム作りに力を入れている。※2025年7月現在※インタビュー当時の部署‧役職で記載しています「未完成の事業」に惹かれて──入社のきっかけ現在の仕事内容について教えてください。店舗運営を軸とした、ストア事業全体の統括をしています。接客トレーニングやストアマーチャンダイジング、店舗開発、各店舗のチームマネジメントに加えて、採用や労務といった人事領域、そして事業全体のPL管理までいわば経営全般を担っています。多岐に渡りますね。アンカー・ジャパンに入社するきっかけは何だったんでしょうか?前職では宝飾・時計業界で直営店事業の立ち上げや販促マーケティングに携わっていましたが、より生活に密着した商材を扱いたいと思っていたタイミングで、スカウトサービス経由で声をかけていただいたのがきっかけです。Ankerグループ製品はもともとプライベートでも使っていて、プロダクトの良さは実感していました。話を聞く中で「事業がまだ整っていない=自分が貢献できる余地が大きい」と感じ、ここで挑戦したいという気持ちが芽生えました。未整備の状態だったということですが、具体的にはどのような状況だったんでしょうか?人員が少なく本部組織としても未熟な状態でした。まずはPLの見直しと改善を徹底的に行い、約半年で利益を約3倍ほどまで成長させることができたんです。そこから少しずつメンバーも増え、教育体制の見直しや在庫コントロールの最適化、そして新店の店舗開発にも力を入れられるようになりました。利益率も着実に上がり、出店スピードもさらに加速しています。最近では、施設側から出店のお声がけをいただくことも増えてきました。「試せる体験価値」と「型にとらわれない店舗運営」が強み確かに、直近の出店スピードは非常に速いですよね。Anker Storeの強みはどのような点にあるのでしょうか?ひとつは、ガジェット専門の直営店舗という他社にはない存在感だと考えています。もうひとつは、高い坪効率とオペレーション品質による収益性の高さです。「試せる体験価値」と「選びやすさ」を提供できる店舗として、施設側からも高く評価いただいています。また、出店エリアやターゲットに応じて製品構成を柔軟に調整するなど、各店舗ごとの最適化にも注力しています。標準化しつつも、型にはめすぎない運営が出店成功率の高さにつながっていると感じています。確かに、Anker Storeはお店ごとに大きく雰囲気が異なりますよね!特に印象に残っている出店のエピソードはありますか?直近でいうと2店舗あります。一つ目は「Anker Store 銀座」です。今までの店舗作りから一新して出店した象徴的な店舗です。銀座の外堀通りでAnker Storeの存在感を示すために、既存店舗とは異なる外観デザインを採用しました。スケジュールやデザイン、ビジネスモデルなどで多くのハードルがあり、最初は無謀にも思えましたが、やりきれたことで自信につながりましたね。ここで“店舗ごとの最適化”の第一歩を踏めたと考えています。※Anker Store 銀座の外観もうひとつは、2025年6月にオープンした「Anker Store & Cafe 汐留」です。Anker Store初となるカフェ併設型の店舗で、「販売機会のみの提供ではなく、もっと身近にAnkerグループ製品を感じてほしい」という想いから構想をスタートしました。メニュー開発や飲食オペレーションの仕組みづくりなど、すべてゼロからのスタートで苦労も多かったですが、全テーブルに充電器を内蔵するなど、実現したいことが形になった店舗でもあります。ストア事業部だけでなく、ダイレクト戦略事業部とも連携してモバイルオーダーの仕組みも整えました。部門を越えたチームで出店できたことも、とても印象に残っています。※Anker Store & Cafe 汐留の内観制度と文化、両面から支える組織づくり各店舗の組織やチームづくりについては、どのような取り組みをしているのでしょうか?教育制度の整備とアンカー・ストアならではの文化づくり、この2つを両輪として取り組んできました。接客トレーナー制度の立ち上げ、階層別研修や勉強会などを通じて、メンバーの成長を後押しする機会を用意しています。とはいえ、制度だけで組織は育ちません。メンバー一人ひとりの“やりたいこと”をヒアリングし、強みに応じた役割を任せることを大切にしています。「任せてもらえる」という実感が信頼関係を築き、結果として良い成果にもつながっていると感じます。カメラが得意な社員は写真撮影も担っていたり、英語が得意な社員はインバウンド向けの対応を任されていますよね。J.Oさんから見て、活躍している社員の特徴はありますか?接客スキルや製品知識ももちろん大事ですが、周囲から信頼され、尊敬される存在であることが大切だと感じています。アルバイトスタッフを含め、メンバーに安心感を与えチームの雰囲気を良くしてくれるような人は、マネジメントでも力を発揮しています。あとは、自分自身に自信を持っていること。傲慢さではなく、「ハードルが高い目標でも、自分なら、このチームならやれる」と思える精神的な自信です。こうした自信と意欲を持っている人には、入社半年ほどで昇格を打診するなど、早い段階でチャンスを渡しています。アルバイトスタッフからの社員登用や、社員の昇格も積極的に行っているのはそんな背景があったんですね。J.Oさん自身が働くうえで、大切にしている価値観はありますか?やはり楽しむことが大切だと考えています。どんなに福利厚生が整っていても、休日数が多くても、働く本人が楽しくないと長く働き続けることは難しいと考えています。だからこそ、上司である自分自身が誰よりも仕事を楽しみ、仲間やメンバーの強みに気づける存在でありたいと考えています。Anker Storeをリテール業界の憧れに今後チャレンジしていきたいことを教えてください。まずは、Anker Storeをリテール業界の憧れの存在にすることです。選ばれるブランドであり、働きたいと思ってもらえる会社を目指しています。そのために、たとえ組織が大きくなっても、一人ひとりと向き合い、個々の社員の強みを活かすスタイルは変えたくありません。あとは、カフェ事業の本格展開です。まだ始まったばかりですが、既存のストア事業とは異なる楽しさがあります。Ankerグループ製品がより多くの人の暮らしに自然と溶け込むように、既存の枠にとらわれず、新しい挑戦を重ねていきたいですね。最後に、急成長中のアンカー・ストアでどんな方と一緒に働きたいと考えますか?Ankerグループ製品が好き、接客が好き、チームで働くことが好き、ストアという空間が好き──そんな方と一緒に働けたら嬉しいです。もちろん接客スキルも大切ですが、それ以上に「自分から仕事を楽しみ、チームを大切にできる人」が長く活躍しています。販売未経験から活躍している社員も多いので、チームで価値を生み出したいという方は、ぜひチャレンジしてほしいです!